3.5インチHDD配送用エアーチューブクッション

3.5インチ内蔵HDDを宅配便やバイク便で送るためのエアーチューブクッションの販売を開始しました。

https://shop.btoplus.jp/items/22373634

手前味噌ながら、エアーチューブの感覚が狭いため、膨らませても最小限の体積で高いクッション性を得られるのでエアーキャップ(プチプチ)よりも安全です。最近のHDDは重い上に厚いので、そろそろエアーキャップでは耐えきれないのではと考え、取扱をはじめました。当店で何十個もデータ入りHDDを配送しましたが、とても安全で、クレームどころか賞賛の嵐です。

空のHDDなら何かあってもフォーマットでなんとかなるでしょうが、データ入りだとエアーキャップでの包では気持ち悪いです。耐衝撃性HDDケースを通凾箱として使っているならコスト削減になりますし、通凾用としても安価なものとして何度も使えます。

袋をふくらませるときには、風船をふくらませるハンドポンプ、エアーダスター等の空気スプレー、タイヤに空気を入れるくらいの圧力のあるコンプレッサー等が必要です。

エレコム エアダスター ECO 逆さ使用OK ノンフロンタイプ 3本セット AD-MT エアーダスター 350ml 【逆さ噴射OK】
created by Rinker

電気式ポンプは風船をふくらませるものでは圧力が足りません。上で紹介している電動ポンプぐらいの圧力は必要です。

膨らまし方は矢印が書いてある場所に穴がいているので、そこに空気の挿入口を突っ込んで空気を入れるだけです。プラ製でありながら、内部弁がしっかりとしており空気抜けはありません。

ハンドポンプですと連続10枚ぐらいで筋肉が悲鳴を上げ始めます。スプレー缶はエコではありませんが、たまに使ったり常時備品としてあるならばおすすめです。お店でHDDを発送するならば、ハンドポンプはおすすめしません。

新しいHDDの配送用品としてぜひご用命ください。

アメリカのneweggでパーツを買う

新製品の掲載の速さと価格が魅力的なnewegg.comをご存知ですか?某巨大掲示板では情報収集先の一つとしてneweggが使われています。しかし残念ながら日本への発送は不可。場合によっては日本で発行されたクレジットカードで支払いすらできないのです。

特に特定のメモリが欲しい時はここでしか購入ルートがない場合が多いです。AMDのRyzenシリーズはDDR-4メモリの相性がかなりあります。8GBx2枚の3200MHzで動かすならG.SkillのFlareシリーズで対応できますが、4枚差しで高クロックを目指す場合、マザーボードメーカのQVLリストに載っているメモリがneweggでしか手に入らないという場合も多いです。

そこで、当店がneweggから部品を調達するときの方法をお知らせします。

USAから日本へ配送する方法

neweggは国際配送サービスを行っていますが、国名リストに日本はありません。そこでneweggと自分との間に物理的な「転送サービス」を利用します。

検索すればたくさんありますが、この記事を記載している時点で誰でもが安心して使えるサービスはzipXというサービスです。このサービスを推奨するのはzipXが日本郵便とコラボレーションしているからです。

いろんなサービスとリンクしているのはUSendHomeというサービスです。あまり英語にアレルギーがない人(というか、これぐらいはできて欲しい)にはお薦めです。USアマゾンでパーツを買いたい時に日本に発送してくれない・・・という場合はこちらのサービスを使うのが一般的のようです。パーツとは関係ありませんが、リチウムイオン電池が入っている商品を日本に送る場合はFedexかUPSしか道が無いので、こちらを使うしかありません。

登録すると、自分用のUSA内住所が発行されますから、neweggにはそこに発送してもらいます。

転送料金はAmazon直送と比べると高いですが、配送時間が短いです。配送時間が短いのは結構重要で、送料が高くても時間を取ったほうが絶対に後悔しません。初期不良、相性問題の保証、サポート期間が切れる場合を考えると特にそうです。(US国内配送時間は選べないのでここでは触れていません)

なお、送料の他に、通関手数料200円と消費税を払わなければなりませんから頭に入れておいてください。

neweggでBitcoin支払いをする

自分のカードがneweggで通れば転送サービスの住所に送るだけの簡単な作業ですが、通らない場合はBitcoin支払いで買います。ただし、Bitcoin支払いをするためにはどんなウォレットでも支払えるわけでもなく、ましてや取引所から直接支払いすることができません。

neweggは「Bitpay」という有名な会社の決済サービスを使っています。BitpayはBitcoin送金トラブル防止の為「BIP-70」というプロトコルが使えるウォレットを通さないと使えません。Bitpayが確認しているウォレットの一覧はこちらにあるのでいずれかのウォレットをインストールし、Bitcoinをこのウォレットに一度チャージする必要があります。当店のブログ記事で以前紹介したGreenBits (GreenAddress)も対応しています。私はこちらのウォレットを推奨します。

Bitcoinで支払うメリットは、クレジットカードの高い為替レートが適用されないので、実質数%引きになることです。

店舗にとってもクレジットカードの支払手数料よりはるかに安い手数料で決済される上、実質現金払いと同等なのでこれからBitcoin支払いは増えると思います。この機会にBitcoinのウォレットと仮想通貨取引所の口座開設をしておくといいと思いますよ。

余談

なぜneweggは日本の顧客を断るのか

クレジットカード番号が流出したという事件を時々聞きますよね。クレジットカードの場合、自分が使っていない支払いがあった時にはカード発行元に連絡して、それが認められると自分はその支払をしないで済みます。(ただし2~3ヶ月以内に連絡しないと認められない)

では、その損害金は誰が負担するかご存知ですか?実はカード会社でもなく、保険会社でもなく、店舗が負担するんです。これは実店舗でもそうで、カードの裏に書いてあるサインをきちんと確認しても店舗が負担します。

また、「フレンド詐欺」というのがありまして、自分で使ったのに使っていないと虚偽の申告をうまくすることによって支払いを免れるという詐欺もあります。

どうもneweggでは日本宛の荷物で相当詐欺の被害にあったらしく、日本をシャットダウンしました。(フィリピンの方が購入件数に対する詐欺の割合は圧倒的に高いはずなのですが。そうとう高額だったんでしょう)

店舗の自衛策

  1. 怪しい注文は断る。(支払い元と発送先が違う等)
  2. 現金振込、または国内なら代引き。
  3. PayPalの「売り手保護」プログラムを採用する。(顧客はPayPalのアカウントを取るだけではなく住所確認に一手間かける必要がある。でも欧米では一般的)
  4. Bitcoinなどの暗号通貨で支払ってもらう。

この中で海外での売買で通用するのは3番か4番です。ただし、店舗的に確実に安心できるのは4番です。なぜなら受け取ったらこちらから意図的に返金しない限り損害はないからです。現金振込と同じなんです。これなら取引ができますね。

日本円をBitcoinにする

さて、日本円をBitcoinに変える(Bitcoinを買う)のはどこの取引所がいいでしょうか。各社高額アフリエイトで必死に誘導していますが、そうしたしがらみ無しでおすすめするのはbitbank.ccです。

私も有名所の取引所はすべてアカウント開設して使ってみましたし、ここ数年の流れから鑑みて

  • 広告をたくさん出稿する取引所はあぶない、あやしい。
  • 株の取引のような「板」のない「販売所」は両替商と同じで相場よりBitcoinを高く買わされる。(売るときは安く叩かれる)「取引所」しかない所が一番安心。(株をやっている人はわかりますが、bitbank.ccは成行で注文できます。指値しか注文できないところは面倒です)

と結論しました。2017年なら、Zaif,coincheck,bitFlyerがほとんど知られていた取引所ですが、coincheckは2018年にNEMの盗難(盗難の手法は古典的な方法だった)がありましたし、Zaifは運営団体が謎ですし、bitFlyerもFX系の取引で現物価格が右往左往しています。最近ですとGMOコインがずいぶんと広告を出向している上にXRP(リップルという通貨)をやたらに推しているのがずいぶんと怪しいですね。

bitbank.ccはアカウント開設や本人確認がPayPalとほぼ同じ手順でした。すごくオカタイ取引所ですが、私はここをメインに使っています。

38mm厚FANのススメ

PC用のFANとしては普通サイズの25mm厚、薄型サイズの15mm厚のFANが流通していますが、38mm厚ファンというのがあるのをご存知でしょうか。

マイニングの機材はメタルラックに吊るすサーカスのような状態からオープンフレームに取り付けるのが主流になってきました。ここでは次期の主流となるであろうマイニングケース内でGPUを動作させるために必要になるであろう38mm厚FANを紹介します。

BtoPlusJPが推す120mm角25mm厚FAN

FANを選ぶときには風量と風圧を考慮しなければなりませんが、ここではその2つを難しく考えずにケース用FANとして使う物を紹介します。(特に最近は光り物が多くて機能でFANを選ぶのが難しくなってきました。)

私の知る限り、入手性が高く、120mm角25mm厚でそこそこ風量があり、静音性の高いFANはアイネックス OMEGA TYPHOON CFZ-120RAで、愛用しています。とりあえず何も考えずにFANを買うときはこれ一択です。

とにかく風量を稼ぎたいという意志がある場合、Coolink SWiF2-1201 を選びます。

それでも風量(風圧)が足りないときは、入手性が少し悪いですが、NoctuaのNF F12 industrialPPC-3000 PWMなどを選択することになります。

140mmになるとThermaltakeが候補に入ってきます。

あとは裏技ですが、CORSAIRのラジエターに付属しているFANは強力です。風圧重視型とはいえ、風量も最強レベルです。こいつを抜き取って使います。あれを市販して欲しい。

買ってはいけないFANはCoolerMasterですね。こいつには頭きました。なんせ、防振ゴム付きフレームよりも羽の方が出っ張っていて、吸い込み方向に取り付けるとケースと羽がぶつかるんです。写真で撮ってみましたが、これじゃわかりませんね・・・二度と買わない。CoolerMasterのFAN。

なお、FANが風量、風圧のどちらを重視しているかを知るには羽の構造を見るという方法があります。たくさん羽があるもの、または羽を薄くして高速に回すものは風量重視型、羽根の枚数が少ないものは風圧重視型です。あと、最高速で回した後電源を切った後、なかなか回転が止まらないのは風量重視、すぐ回転が止まるのは風圧重視です。

38mm厚FANのススメ

25mm厚では風量・風圧が足りない場面があります。それはラジエターか、マイニング用ケースに使うFANでしょう。

日本でも19インチサーバーラックの4U・6Uサイズのマイニング用ケースがちらほら販売されてきましたが、一般的ではありません。

入手性が悪い、フレームタイプに比べて高価など理由がありますが、一番足りないのは成功事例だと私は思っています。

マイニングの機材をとしてオープンフレームにするか、ケースに収めるかのどちらかがいいかと言われれば当然ケースに収める方でしょう。言うまでもなくホコリはPCパーツの敵です。ケースに納めれば、吸入口にダストフィルターをつければ掃除をする手間は減りますし、故障や火災のリスクを低減することになります。特にペットを飼っている人は動物の毛がGPUのFANに絡まることを気にするでしょう。ここまではわかりますよね。

ところが成功事例が少ないのはどうしてもエアーフローがうまくいかないからです。その一つがFANのパワー不足です。付属のFANでは絶対に動作しないと断言します。ついていたらさっさと取って捨てちゃいましょう。最悪、熱で故障してFANが止まります。システムはフェールセーフが働いて止まるでしょうが、FANを交換する手間を考えると萎えます。

ではどんなFANを選ぶべきでしょうか。パワフルなFANはサーバーでよく使われています。それは25mm厚を超えるFANで120mm角のFANなら38mm厚のFANです。

何気に手に入りやすいものがあります。XFAN RDH123Bです。

一般的な25mm厚のFANと比較してみましょう。(この写真で使っている38mm厚FANは上記のXFANではありません)

最近のPCケース(マイニング用ケースではなく一般的なケース)にはラジエターを装着できる空間があるので、この38mm厚FANも搭載できるようになりました。どのくらいすごいかを動画でご説明いたします。FANは12V直結、最速で回してます。

最後の方で何かが倒れる音がしていますが、倒れたものは照明です。ぶっ飛びました。しかし、音がすごいですね。

25mm厚FANはPCケースファンとしての地位を不動のものにしているので、競争原理が働き、風を切る音を低減するなにかしらの方策がされています。しかし38mm厚を選ぶということは兎にも角にも風量と風圧を大きくしたい、音なんて知らん、冷やせ!という代物です。サーバー用のFANは、このXFAN RDH1238Bの3倍はパワーのあるものを使っています。

現状、25mm厚のFANで満足できない場合、ここで紹介したFANをつけてぶん回すしかありません。

PWMコントロールできる38mm厚FAN

さて、マイニングケースではどうでしょうか。マイニングケースで十分なエアーフローを稼ぐにはやはり38mm厚FANが最低限必要です。しかし、入手しにくい上にどうやって選べばいいのかもわからないのが本音です。こういう場面での理想な38mm厚FANは最大風量・風圧が大きいけれどもケース構造やGPUの構成や「季節」によって回転数を変えられるものを搭載することです。熱一つとっても、パーツの寿命を伸ばしたいからとにかく冷やしたい人と、どうしても音圧レベルを低くしたい人と2つに別れます。ですから回転数を調整できる38mm厚FANが必要なのです。

残念ながらPWM信号で回転速度を制御できる38mm厚FANは入手が難しいんです。それに、FAN用のコネクタも付いていません。上で紹介しているFANもPWM信号入力はありません。昔ながらのFANコントローラをつけてコントロールしようとすると、もしかしたら消費電流的に耐えられないかもしれないのでやめたほうがいいです。

しかし、無いよりあったほうがいいと思って、また38mm厚FANを探すという選択肢もある方が良いと思って紹介しました。

当店ではPWM信号付き38mm厚FANの販売を計画しています。すぐに出せるものがあることにはあるのですが、一個8,000円にもなってしまいますので市販化を今は見合わせています。販売を計画しているFANは中国製の出処がわかっているFANと、スペックがわからないサーバー用に設計された特注品の山洋のFANです。当然山洋のFANを選びたいわけですが、躊躇しているのは何らかの理由で製品には載らなかったらしく、使われなかったFANだからです。スペックも非公開との事ですし・・・まぁ、転がっていても山洋、故障はしないと思います。どうしても入手したい方はこちらからご相談ください。

ちなみに三洋と山洋を区別するために、玄人は「やまよう」と呼びます。

横道にそれますが。このFANを搭載しているケースはFractal DesignのMeshify C - Dark TGです。最近はSSDだけで用が足りる構成が可能な時代にマッチしており、内蔵HDDのステイを殺して厚みと長さのあるラジエターを前面に配置することが出来ます。表面のデコボコ感を嫌う人もいますが、そこさえ目をつぶればこんなにコンパクトでフレキシブルなケースはそうそうお目にかかれません。さすがFractal Design。

深センでエンタープライズ・ニアライン(サーバー用)HDDが激安だった!

まもなく販売する予定のGPUマイニングケースの最終打ち合わせのため、メーカーがある深センに行ってきました。そのついでに、噂で聞いていた深センの秋葉原を見学してしまいました。そこで見つけたのは

サーバー用HDD

サーバー用HDDは普通の人にはあまり馴染みがないので、それがサーバー用HDDかどうかなんてわかりません。私が初めてサーバー用HDDを買ったのは秋葉原のある中古店が気が狂ったか知らないだけかわかりませんが、普通のHDDの容量換算で売っていたものを全部買ったのが最初です。あれはいい買い物だった。

何を買ったのか

私はサーバー用途のHDDとしてはHGSTとSeagateしか買いません。これは今までの経験を元にした結果です。今回買ったのはSeagate Enterprise capacity 3.5HDD v6 8TBです。メーカーサイトでは見つけることが出来ませんでしたが、ヘリウム充填モデルがv5とv6の違いのようです。まぁ、パッケージシール見るとそれらしいですよね。

現在はEnterprise capacity という名前ではなくExos™ 7E8という名前でラインナップされているみたいですが、私は実物を見たことはないです。それにHP上ではv5の後継とされていますが、買ったのはv6です。なので、ブランドとしては並行して発売しているのではないかと思われます。それだけ息の長い商品なんでしょう。

いくらで買ったのか

ここですよね。まず、正規品のお値段を見てみましょう。

私が買ったときは1,600元。これを書いている時のレートが1元=16.8円ですが、両替等で10%UPと計算し、1元=18.48円。では、1,600元は

29,568

両替のコストはかなりマシマシで計算しているので、本当はもっと安いはずです。ただし、総額20万円以上買うと日本の税関で消費税を払う必要があるので注意してください。

本物か!?

本物のようです。


サーバー用HDDを買う利点

  • 熱に対する耐性が強い。HDDをギュウギュウに詰め込んで使うことを想定している。
  • RMA保証が通常3年の所5年。
  • 速度が安定しているのでRAIDに向いている。

どこで買ったのか

いろんなサイトを見てもこれは教えてくれません。「深センの電気街を見るだけで一日は潰れます」と書いてあるぐらい。私は教えましょう。深センのどこに行き、どこのビルに入ればいいのか! ただ、深センへの生き方は深セン空港からとか香港からとかはたくさんググれば出てくるので、そこはカットします。

まず、地下鉄一号線の乗り場を探します。

深セン空港は駅とつながっています。福田からだとタクシーで大体30元ぐらいで地下鉄一号線の始発駅「机场东」に行きます。日本語だと「機場東駅」英語で「Airport East」ですが、英語は絶対に通じません。文字で「机场东」と伝えましょう。

次に地下鉄一号線の「华强路」駅に行きます。料金は8元。乗り方は気合。時間はおよそ1時間。はい、百度mapのリンクも張りましたよ。私ってすごい親切。(Google mapは中国の地図の作成を放棄しているので、あてにならないです。ただ、百度mapも当てになりませんが、地図が最新です)

出口Aを使って地上に出、先ほどの百度mapに「赛格广场」の表記があるビルに行きます。わからない人は「赛格广场」を百度mapにコピペしてください。はい、ここテキスト化しました。私ってすごい親切。

このビルの確か4Fぐらいに電脳DIYみたいなフロア名がついています。1Fや2Fは電子パーツばかりのフロアなのでびっくりしないで上に上がってください。

そのフロアのどっかにありました!

いや、あのね、行けばわかるんですけど、フロアマップなんて無いし、秋葉原のガード下パーツショップ並の広さの店がすごくたくさんあって、場所特定できなかったです。私もまた同じところに行けるかどうか。

注意点としては

  • 日曜に行くな。閉まってる。土曜は知らん。
  • PCパーツを買い込むつもりで行くと痛い目にあう。中国では自作PCの文化がない。
  • 英語は絶対に通じないので、「Google翻訳」をスマホにインストールし、日本語と中国語のライブラリを(ほぼ)オフラインで使えるようダウンロードしておくこと。
  • 考えるな!感じろ!
  • もしまた行くつもりなら、問い合わせのためにWeChatをインストールしておいて友だちになっておくと便利。向こうの人は友達とは思ってないので、すぐに承認してくれる。なお、WeChatには翻訳機能があるが、基本的に中国語で送らないとスルーされるかもしれない。
  • Googleに接続できる環境を構築しておく。香港のSIMをあらかじめ買っておいて中国国内でローミングするのが吉。

日本の常識・中国の非常識

私は帰りの飛行機の直行便がないため、一度中国の国内線に乗って乗り継いで帰る必要があったのですが、チェックインし、保安検査通って、出発ゲートの真ん前で待ってました。ただ、疲労が溜まっていたので寝ちゃいました。どうせ人数が合わなかったら探すだろうし・・・

さて、係員に起こされてチケットを見せるとiPhoneになにか入力しています。そしてiPhoneの画面には「あなたの乗る飛行機は出発しました」と英語で表記されていました。

出発しましたじゃねーよ。カウントしないのかよ。テロ対策とかどうなってるんだ、その前に私の荷物は飛んでいったのか!?

荷物はご丁寧にも出発する飛行機から引っ張り出されていました。その労力でカウンター前の人を探せよ・・・

さてここからが問題でした。同経路の飛行機はもう無い。関西空港経由で帰れるはずだからそれに振り替えて欲しいと言ったら満席と来た。積んだ。

いろいろ考えて香港に出る決意を固め、福田港へ。香港空港行きのチケットを買いたいと言うと「香港空港から出発するチケットはあるか?」と聞かれる。もちろん無い。後でわかったことだが、この福田港を出るとトランジットエリアとなり、中国を出国することになる。つまり行き先がない人は乗せられないというわけですわ。

ノートPC取り出してとにかくチケットを取って船に乗り込み香港空港へ到着。

しかし、とっさに買ったチケットは香港空港に到着後10時間後に出発の飛行機でした。

さぁ、みなさんも日本の「おもてなし」の常識を捨てて中国へレッツゴー

まもなくマイニング用ケースを発売します。

中国の旧正月も開け、ようやく技術担当と詰めの協議をして3月末には以下の写真のよううな6GPU~8GPUが搭載可能なケースの販売に目処が立ってきました。

この写真とは少しデザインが変更になったものがAmazonで販売中です。

販売終了しました。

説明TOPページはこちら

  • 620mmx430mmx177mm
  • ATX電源とグラフィックボードの長さを足して470mm以内のパーツを収納可能。
  • 拡張スロットを廃し、前後に120mmx120mmx38mm厚ファン搭載可。
  • FANは付属しません。搭載するGPUに合わせて選定してください。
  • 縦置きは物理的には可能。運用は自己責任で可能。
  • 前面のスイッチは電源と電源ONのインジケータLEDのみのシンプルな構成
  • 頑丈。高い工作精度。
  • ネジを極力廃した構造。
  • GPUの置き方を工夫して、メンテナンス性の向上を実現。
  • 19インチラック用レールはなし。(サイズだけの互換となります)

が売りとなります。

ダストフィルターとフィンガーガードは一般に販売されているものが使用できます。

当店が販売するものはこのケースと120mmx120mmx38mm厚ファン(PWMコントロール線付き)およびファンコントローラを計画しています。

2年ぐらい前から6GPUが入るケースはたくさんあったのですが、空気の流れの設計が悪く、夏場には簡単に停止してしまうものもありました。付属のファンは力不足であるだけでなく、高温に耐えられずすぐ壊れるものもありました。8mm角FANを横にずらっと並べて高音のノイズで耐えられないものもありました。現在日本で売られているいくつかのマイニング用4Uケースは、私から見れば欠陥品もいくつかあります。あー、これ買ったらFANに金かけて音を我慢するか捨てるな、と思ってます。(捨てたケース数知れず)

さすがにFANノイズを消すことは出来ませんでしたが、夏場でも停止しないケースが完成しつつあります。

ただ、やはり上級者向けではあります。普通のPCケースと違ってポン付けで動くものではありません。特に風量に関してはかなり調整が必要でしょう。一応ポン付けでも動きますが、爆音とともに生活することになります。(まぁマイニング環境を作ること自体、上級向けなんですが)

プロトタイプではASUS TURBO-GTX1080-8Gを6台ケースに入れて、推奨しない縦置きでどのような問題が発生するか長時間テストしている様子です。なお、このケースより猫のほうが(血統書付きなので)高額です。

見逃されている電源FAN空気逆流事件

GPUのFANは風圧がおそろしく強く、GPUの温度が上がれば上がるほどケース内部の気圧を上げさせようとします。すると、吸気ファンから入ってくる空気だけでは不足し、排気側の穴という穴から空気を入れようとします。

最初のターゲットはたくさん穴が開いている電源の排気側です。

言うまでもありませんが、電源付属のFANを使って電源を冷やし、排熱をパンチング板から排出するわけですが、空気が逆流するんです。なぜなら最近のしっかりした電源は電力変換効率が高く、発熱が少ないので付属のFANはそれほど強力ではないからです。付属のFANを反転させるほど強力なGPU付属のFANから発生される風圧が電源を襲います。

どうなるか。

電源FANに力がかかり、FANの羽が折れます。

じゃあ、たくさん穴を開けておけばいいじゃないかと思うあなた! 夏に止まります、そのリグ。

こうならないためにも、GPUマイニングケースのFAN選定はとても大切なんです。発売後にFAN選定方法やエアーフローの考え方をブログで公開する予定です。ぶっちゃけ、電源正しく選定し、エアーフローを検討し、SATA/Peripheralコネクタに大電流流さなければ動くんですよ!(それが上級者)

これからマイニングには厳しい季節がやってきます。商品発売をお待ち下さい。

※小物はAmazonで扱うかもしれませんが、ケースはAmazonで扱うか悩んでいます。(倉庫があっという間に埋まることが判明したので、コストを比較した結果Amazonに置くことにしました)

Corsair AX1600i がすごかった

Corsair AX1600iの製品発表を見て、あまりのコンパクトさと、大容量電源なのに80 PLUS Titaniumを取得しており、おまけにCorsair Link付きなのに高くない(安くはない)のに驚愕し、速攻でアメリカAmazonで購入しました。早く見たくて最速の発送方法を選択したほどです。

国内では入手できないんじゃないかと思います。というのは、1600Wということは100Vのコンセントから16Aの電流を投入しないといけないわけです。御存知の通り、日本の一般的なコンセントは15Aが限度です。つまり最大性能を活かすことができないのです。エアコンのコンセントから取れば100V20Aまたは200Vを取ることができるでしょうが・・・

当店では様々なマイニングリグのテストをしているため、200Vを取れるようコンセントの工事をしてもらってますので、この電源をフルに活かせます。

※コンセントの200V化は古い建物でなければ簡単です。単相3線式であれば、サブブレーカーの内部つまみを変更するだけです。コンセントは100Vと間違えないように形状を変更してもらいましょう。PC電源はアースをキチンと取っているので、NEMA L6-20形状のものに変えてもらうのがいいでしょう。もちろん実際の作業は電気工事士の資格を持っている人でなければ法令違反となります。

ケーブルがすばらしい

PCIe用のケーブル全てに安定化用の電子部品がついています。電流もしっかり流せそうな太さです。SATAケーブルとは違うのだよ!と言っているようです。ケーブルは電源の品質を示すバロメータと言っても過言ではないでしょう。細かいところまでこだわるかどうかは設計者の能力が現れます。

Corsair Linkがすばらしい

せいぜい、入力電圧と消費電力、電源温度だけだと思っていたんですが、各PCIeコネクタに流れている電流までわかるとは。しかも、1ポートあたり40Aまで行けるようです。(本当かなぁ)

電源への入力はワットチェッカーやカレントクランプを使えばわかりますが、変換効率までは計測できません。その点、Corsair Linkを使えば電源がどれだけのマージンを持っているかわかりますし、やはり気になる内部温度もわかるので安心感が違います。

キャプチャ画面はGTX 1080を6台とM/Bの消費電力です。全体で94%の変換効率だそうですので、電源のチョイスとしては丁度いいところにあるようです。でも電源で50Wも消費してるんですね。絶対値として考えるとそこそこ大きな消費電力です。(相対値は優秀です!)

Single-RailとMulti-Railにラジオボタンがあります。この電源はシングルレーンとマルチレーンを切り替えることができます。12Vラインはシングルレーンがいいと盲目的に思いますが、このようにモニタできるのであればマルチレーンでも全く問題がありませんし、マルチレーンにすることにより小型化が可能になったのかもしれません。そう考えるとCorsair Linkはとても重要な技術と言えるでしょう。

できればSATAポートもモニタしたいところです。というのは、大抵マイニング用ライザーカードはSATA電源を入力としているからです。

大抵、マイニングリグで発火する最初のポイントはSATA電源から取ったライザーカードへの電源供給線です。経験則的に1ポートあたり2枚まで、できればMolex(4pinのペリフェラル用と言われるもの)を使いたいところです。ただ、4本の線のうち12Vは一本なので、正直かなり怖いです。

怖いので、Corsair本社に問い合わせてみました。

  1. SATAコネクタの12Vラインからは何アンペアまで出力可能か。
  2. この製品に付属しているペリフェラル用の線の太さ(AWG)を教えてほしい。

答え:「当社にはデータが無いのでマイニングをしている人たちのフォーラムで聞いて欲しい」

おい!

まぁ確かにSATAコネクタにSATAではないものを接続する私が悪いんですけど!でも1600Wってマイニング用途ですよね!ねっ?!

・・・VEGA64 4台? 水冷? 失礼しました。

今のところ使う予定はありませんが、もう一台予備に欲しいです。(現在在庫切れ)

 

TITAN Vを買ってみた

nVidiaの利用規約が変更されて、少なくとも日本のレンタルサーバーでGPGPUを使っていたユーザーは悲惨なことになっています。あれは、何か法律に引っかかる気がするんですがね・・・「ビデオカードの保証はしない」ならまだしも、レンタルサーバーでドライバ使ったら著作権法違反とか意味わからないです。

そんな話題が振りまかれている日々ですが、おそらく案件として来るであろうTITAN V搭載マシンの最適な足回りを探るべく1台輸入してみました。Fedexで通関料と消費税を払うとき、電話口でクレジットカード番号を話さなければならなかったので、もしや詐欺!?とドキドキしました。

開封の儀

箱の角が潰れているのは、国際便の宿命。マニュアルは各言語で4ページほどの常識的なことが書いてあるもののみ。ドライバはダウンロードしろ、と金額だけではなくユーザーに対してもお高いです。

カードの長さは通常のFE版と同じ。(比較写真はGTX1060)  重量があるのでできれば保持金具が欲しいところですね。

ディスプレイ出力できるまではこの2枚で運用します。ちゃんと認識できたら1060を外して1枚で運用してみます。

みんな気になるマイニング性能

実際に深層学習に使う時間よりも開いている時間のほうが多いので、やっぱりマイニングさせることになるわけです。そこでパラメータを振って最適解を求めようとしました。使ったツールはAfterBurner、ベンチはNiceHashを使いました。なお、NiceHashに入っているcryptonightは動かなかったので別ツールを使いましたが、大体1600H/sぐらい出ていました。

メモリクロックはいじるな

私の環境だけかもしれませんが、メモリクロックを増やすとPCがとたんに不安定になりました。ベンチとっても信頼できない数値を出すのでやめました。

パワーリミットは75%

大体、60%以下から一気にだれてきます。なので70%でも良かったのですが、余裕を見て75%にしました。

他のGPUとの比較

GTX1060
PL80 MC+650
GTX1080
PL80 MC+550
TITANV
PL 75 MC+0
 Keccak(GH/s)  0.433  0.766 1.484
 NeoScript(MH/s)  0.588  0.97 1.837
LyraREv2(GH/s)  0.02316  42.68 99.460
Ethash(MH/s)  22.041  23.783 68.038
Decred(GH/s)  1.543  2.811 5.022
Lbry(GH/s)  0.168  0.301 0.63
Pascal(GH/s)  0.594  1.058 2.618
CriptoNight(H/s) 506  581 1600~1700(参考)
EquiHash(Sols/s) 272.44  467.133 803.6
X11Gost(MH/s) 7.929  12.3 25.5
Sia(GH/s) 1.013  1.827 3.775
Blake2s(GH/s) 2.301 3.855 6.813
Shunk(MH/s) 17.67 31.85 54.32

1080の2倍ぐらいの性能ですね。TITANVでCriptoNightを計測したマイナーソフトはxmrigだったのですが、GPUボードの選択や、なぜかCPUまで遅くなるという怪現象が発生しました。(poolはNiceHashを使いました)ですので参考値です。

あとは、現在最適なハッシュ関数の選択アルゴリズムが1枚のボードと2枚のボードでどう変わるかといったところが少し気になります。

まぁ、マイニングボードではありませんから。過度の期待は駄目ですね。ただ、TITAN Vにも最適化されたマイナーが開発されることを祈ります。

おまけ:マイニング用GPUの「ファンダメンタルズ」

ASICを除けば、今のGPU界ではnVidiaかAMDのどちらかを選ぶことになると思います。色々そつなくこなせて安定して動くのはGTX10シリーズ、ベータのブロックチェーンドライバを使わないとまともに動かないRADEONとVEGA、それぞれ得意分野が違います。

RADEONとVEGAが強いのはEthashとCryptoNightです。ただ、長期的にみるとイーサリアムはPoSに移行するのでCryptoNight一点集中型になるかもしれません。ただ、VEGAはブロックチェーンドライバの完成度によって別のアルゴリズムが得意になるかもしれません。

nVidiaは上でも書きましたが色々そつなくこなせます。一応、nVidiaからもブロックチェーンという言葉が出てきているので何らかの手を打ってくる可能性があるかもしれません。

いずれにせよ、「今流行りの通貨を掘るアルゴリズムに強いGPUを揃える」という考え方は間違ってはないですが、減価償却を考えると「ハッシュ関数のファンダメンタルズ」も考えたほうがいいのではというのが私の持論です。

もし、(この記事の執筆時点で)通貨を狙い定めるなら、完全匿名化ができるコインと、ブロック生成時間が短いコインのアルゴリズムに強いGPUを選ぶと良いと思います。

USBの限界:HDDを多く接続できない

一般的なPCケースですと、3.5inch HDDは搭載できても10台ぐらいが限度です。(個人的には以前に投稿したNANOXIA Deep Silence 6 Rev. Bケースを使って19台搭載したことはありますが・・・)

それ以上のHDDを接続したいとなると2つの問題が出てきます。

  1. SATAのポートが足りなくなる。
  2. HDDを入れるケースが無い。

最初に思いつくのは、USBによって拡張する方法でしょう。古いUSB、具体的にはUSB2.0程度の機能では安定動作しません。ただのUSB3.0でも無理です。

これは元々USB自体がHDDの高速転送を視野に入れた仕様ではなかったためです。数年前にこの問題を解決するためにUSB3.0にUASPというプロトコルが追加されました。これによりUSB接続によるHDDの運用はパーソナルベースでは可能になりました。

UASP対応USB3.0を搭載している外部HDDケースで最大のものはセンチュリー様お取り扱いの「裸族のスカイタワー 10Bay IS」です。このケースはHDDの冷却もかなり考慮されており、巷にある多くのケースの中でもかなり良いものです。

詳しい方はこのスカイタワー 10Bayに一つ前のモデルが販売されていたことをご存知かもしれません。そのモデルはUASPに対応していない代わりにeSATAコネクタを搭載していました。eSATAのホスト側にスイッチング機能があれば、ケース側のeSATAインターフェースが1本のSATA信号を10個のHDDへ自動的に切り替えてアクセスできるというものでした。しかしこれもかなり相性問題があり、更に言うと10個のHDDをつなげることはできてもトータルの速度は単純計算で3Gbps止まりでした。実際にはもっと様々な速度ペナルティが発生します。

UASPに対応することによってHDDのアクセス速度はかなり向上しましたが、ここで、現在のUASP対応型の裸族のスカイタワーの内部構造からUSBの限界を考察します。

ご存じの方はUSBデバイスは256台までつなげることができることを知っておられると思いますが、それは途中にUSBハブをつなげることによって可能になっています。USBハブは特殊なものを除いて1つの線を4本に拡張する役割を持ちます。逆を言いますとUSBハブがなければ必ず1対1の通信となります。ということは、10台つなげるHDDケースがあったとしたら、内部でUSBハブも使っているはずです。

実際にUSBのトポロジーを解析したところ、裸族のスカイタワーの内部構造は以下の図の通りでした。

問題は、このUSBハブにあります。理論上、USBハブがあっても何の問題も起きないはずです。ところがUSBハブがPCとの間に入れば入るほど動作が不安定になります。これは理論がどうのこうのの話ではありません。いわゆる「相性」で片付けられてしまう、通信のタイミングエラーやタイムアウトが発生しやすくなるのです。すごく安いどこの製品化もわからないマルチカードリーダーを使った時、すぐ切断されてしまったという経験はありませんか?あれです。

裸族のスカイタワーも例外ではありません。USBを利用した多接続のHDDケースとしてはかなり安定している部類ですが、複数のHDDに対してリード・ライトをさせると切断されてしまいます。これはセンチュリー様が悪いのではありません。HDDをたくさん接続させるためにUSBを使うのがいけないのです。

PCのUSBコネクタが足りないからと言って、このケースの前段にUSBハブをつなげたらもっと不安定になります。言ってしまえば、HDDとPCの間にUSBハブを付けた時点で不安定さを覚悟しなければなりません。

正しい解決方法はSASホストバスアダプタとSASエキスパンダカードを利用する方法です。次回、その方法をご紹介します。

ビデオカード。買う前にチェックすること。

ビデオカードでチェックすること。チップは別として、何だと思いますか?メモリ搭載量? オーバークロック? リファレンスデザイン? ←惜しい!

まずは買ってはいけないビデオカードの写真を掲載します。

これでわかったらすごいです。ブランドもASUSですからね。それだけで信頼して買ってしまいそうです。では次の写真はどうでしょうか。このボードの拡大図です。

ひどいでしょ? ヒートシンクの向きがM/Bに対して吹き付ける方向です。大抵、この場所にはM.2 SSD用のコネクタがあります。

ここに向かって熱風を吹き付けるわけです。

この写真があるということは、チェックせずに買ったという事なんですが・・・買ってしまったものはしょうがない、なんとか使おうと努力してみました。ケースの横にある追加ファンの部分を吸い込み、吐き出しにしてみたり、トップ側から協力に空気を吹き付けたり、ケースの底面から冷風を入れてケース内温度を下げようとしてみたり。

全然ダメですよ。ダメ。ダメなものはダメ。使えないGPUボードです。自分の熱を逃がせないのでOCモデルにも関わらず温度が上がってOCどころじゃないです。

対してSAPPHIREの別のカードを見てみましょう。SAPPHIREというとASUSに比べてブランドイメージが下がりますが、結構しっかりと設計されています。

ちゃんと放熱フィンの向きは当てた空気をカードの前後に逃がすよう設計されています。

もちろん、これらは一つ一つのモデルによって設計が変わってくると思うので、買う前に大きな商品画像で放熱フィンの方向をチェックしてくださいね。

Deep Silence 6.0 rev.B

Deep Silence 6.0 rev.BでPCを組み立てる事があったので、悪い点だけをレポートしてみようと思います。

悪い点だけのレポートをあえてするのは、良い点は他に沢山レビューがあるからです。

あと、当店ではケースをお客様に選んで頂きますが、ケースを個別対応で組み立てるBTOショップは少ないです。なぜならケースのレビューを見ただけでは事前にトラブルを見つけることができないためです。つまり工数が余計にかかる、下手すると調達した部品が合わないとかあるからです。つまり、ケースが変わるととても大変だよと言いたいわけです。(つまりセールス)

では、本題に。メーカー写真から引っ張ってくるとこんなケースです。

大きさの感覚がこれではつかめないと思うので、ベストセラーケースのFractal Design R5との大きさをサイドパネルで比較しました。

でかいですね・・・さすがドイツ。重さもドイツ。サイドパネルの重量だけでもずっしり来ます。このあたりの堅牢性はドイツ製って感じです。(褒めちゃった)

標準でHDDが13台、iStar USAのリムーバブルラック3台x2を搭載すれば19台のHDDを搭載することができます。

なぜそんなにHDDが必要か・・・それは別の投稿で説明致します。

5.25インチベイの金具が使いにくい。

最近のケースと同様、なるべくスクリューレスの流れもこのケースでは考えられているようです。・・・他にスクリューレスのところはありませんでしたが。まぁ、こんな物です。

要はネジの穴にピンを突っ込んで挟んで使うというよくある形なんですが、これ、よく見ると取り付けが中央のネジ2本で取り付けられているのがわかるでしょうか。これじゃあ挿入したベイのネジ穴とケースのネジ穴が合っているかどうかわかりませんし、無理矢理ロックすることもできちゃいました。

結果、全部外してネジで固定。すごく安心です。

煙突のギミックが惜しい

製品写真にもありますが、四角い煙突が2つあって、スライドスイッチで空いたり閉じたりします。

しかし、天井についているFANのスイッチと連動しているんです。

「いや、当たり前だろ」という声もあるかと思いますが、付属のFANは緩やかに回ってFANの風切音を減らすタイプなので風量が元々無いんです。だから、煙突部を取り外すための指を入れる穴で排気してほしいなと思うわけです。正直、FANは常時回転して煙突の開け閉めはユーザーに任せてほしいなと思うわけです。

これがですね、ケース内温度が上昇したら自動的に煙突部が上に上がってでかい風量を稼げるFANが回せるってならすごいと思いますよ。

また、天井部はFANのみの取り付けしか考慮されておらず、ラジエター用の穴はありません。うーん。

FANコントローラ動いてるの?

天井と前面のFANコントローラが2つついています。当然試すわけですが・・・

風量が変わったのがわからない。

いやいやいや、主観じゃダメだ。水冷ラジエター用の爆音FANをつけてみて試してみなくては。

・・・音も風量も全然変わった気がしない。

おまけにこれ

3ピンファンですよ、奥さん! 今時FAN買ったら4ピンの時代ですよ!?

付属FANのパワー不足

正直、一番これにやられました。というか、これは予見すべきことだった私のミスです。

静音を謳うケースのFANは静音=風量/風圧が低いものがよく採用されています。Fractal DesignのDefine D5も例外ではありません。ただ、それで良いのはケース内の体積が小さいからです。

ただし、ここまで巨大なケースだと風量、前面なら風圧が必要です。おそらく設計者もある程度そのことには気をつけていたのでしょう。前面HDDの後ろにFANが搭載されています。

しかし、いくら真ん中にFANを搭載しても、正圧の肝となる前面FANから送り出される空気の量が少ないと中の空気を撹拌するだけです。

じゃあ、正面のFANを変えてやろうとCoolerMasterのFANを購入。

アタッチメント式のFANドアに設置してスイッチON!

ガリガリガリガリ!

なななっ!? よく見るとCoolerMasterのFANは取り付け穴のところにゴムブッシュがあって、羽がそのゴムブッシュ分出っ張っているようでした。写真だとわからないんですけど、一応・・・おのれ、CoolerMaster。

結果、サイドパネルにFANを設置することになりました。私、嫌いなんです。サイドにFANつけるって・・・

きつい

なんというか、ここらへんもドイツ製なんですよね・・・

HDDを入れるベイのうち2つ。5.25インチベイ。ここに入れるのに随分苦労しました。

HDDは無理矢理入れました。5.25インチベイにリムーバブルラック入れるのに半日かかりました。

勘弁して下さい。

これを見てくれ!

ひどくないっすか? テスターで極性は見たのですが、点滅具合がいまいちわからなかったので、抜いてました。これはアウト!

まぁ、それでも致命的なところは無く完成はしました。ケースが大きい分、裏面配線のスペースも広く取り回しはそれほど苦労はしませんでした。ケーブルの長さが足りないってのはよくありましたが、それはケースが大きいから仕方ないでしょう。