ハーフピッチフラットケーブルにDupontピンを圧着してみた。

 こう、なんでJTAGってのは名前だけJTAGでピン数は同じくせにピン配置が違うんですかね。おまけに、最近は実装部品が小さくなって、フラットケーブルもハーフピッチに。0.635mmピッチですよ!奥さん! 格好つけなくてもいいんじゃないですかって規模のデバイスもハーフピッチな時代です。

 Atmel ICE PCBAを買ったらケーブルが付いてこなかったので、ケーブルもなかなか値が張るので自作してみました。

 これが純正のケーブル

 純正とは思えない造りです。千切れそうです。でも同じように作りました。

 圧着に関しては頑張って3つ記事を書いています。こちらもどうぞ。

 

 なんとか、芯線を圧着しても抜けることはありませんでした。しかし、被覆の部分はぶかぶか。(ブレッドボードに刺すのでオスピンを圧着してます)

 こういう時はグルーガン(ホットボンド)で固めればいいんでしょうかねぇ。グルーガンも最近は充電式になって便利なようですよ。

 グルーガンは固定するものを選ぶので、何でもかんでもというわけには行きませんがね。

 

PC電源をマルチDC電源として使うユニット【試作機】(モニター募集)

 PCの電源からは、3.3V、+5V、 ±12V、 古い電源だと-5Vも出ているようです。その電源をマルチ電源として使おうというのがこのユニットです。いいネーミングが決まってないので「ATXPSU-Divide board」と仮に名前つけましたが、シルクから綴りが間違えているというポンコツぶりです。

 ポンコツな部分はそれなりにありますが、この状態でも細かい部分に目を瞑れば製品としてちゃんと世に出せるレベルです。ただし、当社は玄人向けの製品を目指すので、出力電流を上げる予定です。予算が許しアートワークで心が折れなければ

 この基板のモニターを募集しております。お問い合わせから住所、氏名、電話番号をお知らせください。タイトルは「モニター応募」とでもしてください。送料はこちらで負担いたします。3名様までで、一ヶ月以内にかんたんな感想(普通に使えましたでも可)や改善点をメールで送ってくださる方、ぜひお願いします。

特徴

  • PC用電源が出力している電源を一つのコネクタにまとめ、配線をシンプルにできる。
  • PC用電源はATX仕様として規格化されているため、電源のディスコンの心配がいらない。つまり商用電源の中継基板としても利用可。世界共通仕様。
  • PC電源の多彩な出力電圧を利用できる。
  • PC電源のコントロール信号をきちんと出力。スタンバイ5V電源、及び電源電圧安定信号出力もあるので、リセット回路と同期させることができる。
  • PC電源の+12Vは高出力なので、モーターの駆動に最適。
  • USB5V電源を2回路搭載。
  • すべての出力に任意のリセッタブルヒューズ(ポリスイッチ)等を挿入可。回路に合わせて保護電流を決められる。
  • 2ピンのリモート電源スイッチ用ジャンパーを用意。Dupont2ピンメスコネクタにスイッチをつなげて延長すれば、手元で電源のON/OFFのコントロールが可能。
  • 出力部はスクリューコネクタを採用。圧着ピン等は不要。撚り線をそのまま接続可能。

詳細仕様

項目 プロトタイプ仕様 製品版仕様(予定)
+3.3V最大電流 3A 10A 8A
+5V最大電流 3A 10A 8A
-5V最大電流 3A 1A なし
+12V最大電流 3A 10A 8A
-12V最大電流 3A 500mA 2A
5Vスタンバイ信号最大電流 200mA 3A
USB5V最大電流 2A(1回路あたり) 2A(1回路あたり)
LED色

+3.3V:緑
+5V:緑
-5V:橙
+12V:緑
-12V:橙
5VSTBY:赤
PSU_READY:白
光量:まぶしい

 

+3.3V:緑
+5V:青
-5V:青
+12V:赤
-12V:赤
5VSTBY:白
PSU_READY:白
光量:そこそこ

LEDの点灯条件 PSU出力状態 端子出力状態
安全装置 3225面実装タイプ・ポリスイッチ等を実装可(出荷時は0Ω)

リードタイプ・ポリスイッチを実装可(出荷時はジャンパー)

USBには2A制限の何らかの電流制限装置を初期状態で実装

拡張パワースイッチ

(JP1)

Dupont2ピンのコネクタにスイッチを挟むことで、手元で電源のON/OFFが可能。必要がない場合はジャンパーでショートさせておけば基板上のスイッチで制御できる。

現状の問題点

スイッチのON/OFFのシルクが逆。(あいたた)

出力端子を仕様書通りに並べたら、窮屈なので、それぞれ1mm程度クリアランスを設ける。

LEDの位置が分かりづらい。

出力端子にシルク印刷をする。

出力端子ピン配置

3.3V
GND
+5V
GND
-5V
+12V
GND
-12V
~PSU_READY (Low Active)
5V STNBY出力
GND

電流制限素子対応表

R10 +3.3V
R11 +5V
R12 -5V
R13 +12V
R14 -12V
R15 下段USB5V
R16 上段USB5V

付属品

ナイロン製3mm x 1cm六角スペーサー及びナット

裏技

 ご想像の通り、ATXメイン電源ケーブルは太くて固く、言うことを聞きません。この電源ボードごと、使用中にずるずると移動してしまうのではないかという心配は当然です。

 ここで裏技を紹介します。必要なのは100均で売っている、地震の時に倒れないゲル状の何か!

 これを基板の後ろに貼り、作業台にくっつけます!すると、動かない!

 なお、おとおさんかおかあさんとそうだんしてつかってください。(当方はいかなる責任を負いません)

製品写真

 

ATMELデバイスにMPLAB Snapを使ってプログラミングする。

 AtmelとMicrochipが一緒になったというニュースを聞いた時は、椅子から転げ落ちくらいびっくりしましたが、よくよく考えると、特に開発環境を作るチーム力が増えるのはいい事なんじゃないかと思いました。もちろん、稼ぎはチップを売ることですが、今どきMakefileすら書けない人が多いので開発環境がしっかりしてないとチップを採用してもらえないという循環が発生します。その証拠に今の開発環境であるMPLABやAtmel Studio7はEclipseにおんぶにだっこではない良い開発環境です。

 さて、そんな数年前の話から今に戻りますが、PICkit4というPICの新しいICD(In Circuit Debugger/Programmer)が出ました。仕様を見ると合併したよい循環が現れていて、PICkit4でもAtmelデバイスに書き込めるしデバッグする線もサポートしているし!と仕様を見た時感動しましたね。

PICkit4をAtmelデバイスに接続する

 早速Atmel Studio7にPickit4を認識させます。おーちゃんと認識する。デバッグしようとしたらdwモードがプルダウンメニューに出てくる。おっしおっし。

 何がともあれ、こういったものはファームアップデートするもんです。MPLAB X IPEを使ってファームアップデートします。

 ところが、ファームアップデートした後はプログラムを書き込めるがdwモードでのデバッグができません。というか、プルダウンメニューに出てこなんですよ。

 しょうがないので、Microchipに聞いてみたら

サポートしてない。すまん。

 と言われてしまいました。そうかそうか、結線はできても信号はながれてこないのか。

どういうこっちゃー!

 結局Atmel ICEを使うことになるのか。あのハーフピッチフラットケーブル嫌いなんだよ・・・

 

MPLAB SnapをAtmelデバイスに接続する

 そんな中、一筋の光が・・・その名はMPLAB Snap。2000円弱で買えてしまう、価格破壊ICDです。PICkit4の後に出た製品(らしい)で出力ピンも8ピンに増えています。一応カタログベースではdwラインが記載されているので、ほんの小さな光を信じて買ってみました。

 もちろん、まずはファームアップデートです。ところが今度はデバッグどころか書き込みすらできない。

 Microchipのサイトにエラッタがありました。

 抵抗を取れと!

 なーんだ、早く言ってくれよ。それぐらい朝飯前さ。

 でも動かない。AVRモードにならないのです。Microchipに聞いてみました。

 「その現象は私達も認識しています。次の手順を試してみてください。その結果をフィードバックしてくれると助かります。

  • MPLAB Xを起動
  • MPLAB Snapがサポートしているデバイスでプロジェクトを作る。(例:PIC16F1947) 私的メモ:Cのプロジェクトがいい。そしてソースコードにmain.cを追加する。
  • MPLAB Snapを接続して(他のUSBデバイスは抜いて)プログラムボタンを押す。
  • AVRモードになるか確認する。

よろしく」

 この通り実行してみてびっくりしたのは、なんとファームアップデートをするじゃないですか!?どういうこと!?これが狙いか・・・

 Atmel Studio7を起動してAtmelデバイスに書き込むことができました。よし、dwモードも動くんだろうな!?

うごかねーよ!

 Atmel ICEが一番でした・・・

 あ、一応Fuse関係はAtmel Studio7で書き込むことはできました。

PC電源をマルチDC電源として使うユニット(モニター募集)

 みなさんは電子回路をテスト的に動かすときどうしていますか?ACアダプターを使ってますか?5VだけならUSB?リッチにスイッチング電源?

 そこそこ知られていることですが、PC用PSUを電源として使う方法があります。ただし、問題もあって、PC用PSUはパワーがありすぎて電源がダウンする前に回路が燃えるとか、電源投入タイミングに何か問題があるとか、いろいろあります。(それでもPCは動いている)

 実はPC用電源はかなり高級な回路を組んでいます。CPUを動かす電源回路って本当にシビアです。FPGA等の基板を作った経験のある方ならわかると思います。それがアマチュアがひょいと買ってポン付けで組み立ててPCが動き出すんですから、それはそれは実はすごい回路です。

 それに、あの1台で3.3V,±5V,±12Vを取れるのはコスト的に最強です。12Vは容量が大きいのでモーターも動かせます。(逆起電力には注意してくださいよ?)そこで、ありそうでなかった「PC電源をユニバーサル電源として使う基板」を作ってみました。理由は、売るというより私が欲しかったから。

  • すべての電源ラインと信号ラインにLEDを搭載。当然スタンバイ時にも光ります。
  • ATX電源が安定して電源供給できる状態になったときに変化する信号もピン端子から出力しています。このラインを使って対象の回路のリセットを確実に行なえます。
  • すべての電源ラインに3225サイズの0Ω抵抗を挿入。好みに応じてポリスイッチに取り替え、回路保護が可能。
  • PCのUSBラインから取っていた5Vもこの基板から供給可能。これでPCのUSB5Vライン壊しちゃうことも回避。もちろん、ここにもポリスイッチを入れることが可能。上下回路別々に挿入できるリッチ仕様。
  • 基板本体にスイッチは当然ありますが、手元までスイッチを伸ばすことのできるジャンパーコネクタを用意。
  • 出力は特別なコネクターを必要としないスクリュー式バネ圧接型端子を採用。
  • PSUは20pin,24pin両対応。

 3Dの図ではコネクターがモデリングされていませんが、ちゃんとあります。

 武漢のコロナウイルス騒ぎで中国が止まっているという事情でいつできてくるかはまだわからないのですが、モニターしてくれる方3名を募集します。細かい仕様はこちらを御覧ください。お問い合わせから住所、氏名、電話番号をお知らせください。一ヶ月以内に感想を送ってくださる方限定と致します。送料はこちらで負担いたします。ぜひご応募ください。

 試作機が出来上がってきたので、詳しい仕様などはこちらのページでご確認の上、モニターに応募してください。

 なお、-5Vは古い規格のバスに供給されていた電圧で、現在は仕様的には不要です。PSUによっては出てこない場合があるのでご注意ください。

 電子回路が動かなかった時一番最初に疑うところは

電源・リセット回路・クロック

 

 です。その一つの電源の問題が潰れるのは本題に集中できるために大いに役立つでしょう。

 コネクターも3Dモデル化したかったのですが、さすがフリーCAD。Webに載っている情報は古く、オフィシャルさえサンプルがない玄人仕様。私はチョチョイのチョイでできませんでした。ただ、基板だけの雰囲気がわかるだけでもすごいと思います。コネクタの位置関係がイメージと違うなんてすぐに分かりますし。

オープンバレル圧着工具の選定

 これを書いている今は、武漢で発生した新型コロナウイルスで中国が麻痺している状態です。旧正月の休みは伸びても、工場は稼働しないようです。

 根本的な問題は、SARSの時の教訓を生かして法整備をしていなかったこと、一党独裁どころか独裁政治になったことから、上と話をつけないと自分の立場が危ういため、動けないというところですね。

 これは会社の中でも同様です。部下にある程度の裁量をもたせ、何か大きな不都合が生じたら上が動くという感覚の経営ができなければ、新しいものは何も生み出せませんし、トラブルが発生した時に初動が遅れます。

 

 さて、本題に。オープンバレル圧着工具で使えそうだなと思ったものは以下の5点です。

小型コンタクト用

1.27mmピッチ以下(?)のコネクタ用

 ただ、圧着できたからと言って、何十本も圧着するにはかなり厳しいと思われます。素直にハーネス屋さんに頼んだほうがいいと思います。器用な方は別ですが。なお、このサイズを圧着しなければならない場合は、私は流石に汎用の圧着工具は使わずハーネス屋さんに頼むか、すでに圧着されている線を買いますね・・・

マルチサイズ

 いやー、engineerさん、よくこんなの作りましたね。私は大きなダイスの物を用意しておきたかったので、PAD-13のみ買いました。ただ、ダイスを変えるというアイデアはいいのですが、ダイスを変えなければならないという意味もありまして、どうなんでしょ、そこのところ、と思うのでした。

 例えば、導線と被覆の圧着にダイスを変えなければならないという時、面倒じゃないです?ということで、余り追ってない工具であります。

一般サイズ

 本題に入りますよ。

PA-20とPA-21の違い

 まず最初に思ったところです。同じサイズのものを型番別で売ってる?それとも違うもの?

 engineerさんのサイトに、違うという記事が載っていました。違うんです。

 で、どこが? 薄いの? 太いの? カシメるRが違うの? 何も書いてません。圧着ピンとダイサイズの対応表が載っていましたが、明らかにPA-21は息切れ状態で歯抜け状態です。ブログもMinifit Jr.(ATX電源のコネクタ)のピンで試してみたと書いてありますが、ぐしゃっとなったPA-20でも対応してるとあります。もうわけかりません。

HOZAN P-707が最終解か?

 HOZANにも圧着ピン対応表があります。P-707は圧着できるサイズが多く、しかも導線と被覆で別れています。なによりもDupontコネクタの被覆の圧着はこれでしかできません。(P-706は知らない。けれども、φ1.6ってギリギリ必要な太さだと思うんですよね。)

 なお、どちらもDupont/QIコネクタの対応表はありません。そらないですよ。正規品が手に入らないんですから。

 あと、やはりひとつの工具ですべてをカバーできるわけではないんだなと表を見ながら思いました。当たり前か・・・ なんかここも規格を作ってくれれば幸せになる人が増えるんだけどなと思いました。

最初はP-707 次にPA-20,PA-21

 こうなってくると、ピンをある程度犠牲にして自分で試すしかないんですよ。

 そうして犠牲にしたピンやら、見づらい表を、自分がよく使う圧着ピンに限ってまとめた表を作りました。Google sheetなのでスマホでも見られますから、リンクを貼っておいたら便利です。

 個人的には、導線の圧着はP-707が優秀です。端子が「しならない」のにしっかり圧着できます。PA-20はしなっちゃいます。

 ただ、被覆の圧着はPA-20がうまく、くるっと巻爪になってくれます。一方のP-707は、結構コツがいるし、あきらめも必要です

 この2個の両刀使いが丁度いいような気がします。世界中を探した結果です。(本当は1つ2つ個性的なものを見つけていたんですが、使うことないなーと思ってリンクを削除しちゃってます。日本製じゃないです。イタリアとか。)

ここに至るまでに、どれだけの中華圧着工具を探して、探して、買って、そして捨てたか、もう腹が立って腹が立ってどうしようもないです。

 プロなら経費で買えと言われたらおしまいなんですけど。日本製ならともかく、PCの部品はサードパーティー製の端子だらけで、同じものを入手できなくなるリスクが付きまとうので、それも困るんですよ。

 中国では深センに行けば、あっという間に自動圧着機でハーネスできますからね。でもクレームって来ないのかな・・・

オープンバレル圧着の極め

さて、これらの圧着は2箇所に分かれています。これらの役割とポイントを考察します。

  • 導線の圧着(内側)
  • 被覆の圧着(外側)

導線(内側)の圧着

導線とピンを確実に嵌合して抜け落ちないようにする部分。それが導線を圧着する目的となります。電気的にピンと電線を接続する部分です。圧着ピンと導線が接続されている状態をここで作らなければなりません。ここの圧着はそれが目的です。

 この写真では外側のピンはまだ圧着していません。この状態で電線が抜けないようにしないといけません。引っ張ってみて、抜けないことが必須です。とにかくこれだけは頑張ってください。

 なお、次に述べますが、抜けてしまうからはんだ付けで回避しようとしてはいけません。Dupontピンの圧着で、はんだづけするというブログも結構多いですが、駄目です。

被覆(外側)の圧着

 外側は内側より圧着の条件としては緩く、機能としては圧着した線をぐにゃぐにゃ曲げた時に内側の圧着部分にストレスをかけないようにするのが目的です。ですからがっちり圧着したら、そこから断線してしまうのでそれも避けないといけないのです。条件は緩くとも難しいですね。

 例えば、あえて被覆の太い線をカシメたとします。こんな感じ。

 こうすると、確実に圧着されているように見えますが、断線を防ぐという意味ではアウトです。被覆に噛み付いちゃっているので、ここから断線してしまいます。

 先程述べたDupontピンの圧着で導線をはんだ付けしてはいけないと書きました。それは断線を防ぐ部分の機能を殺してしまうからです。

 

 よく、圧着工具の説明には金属部分が巻爪のように被覆を押している図が描かれていますが、まさに、固定ではなく保持というか、断線を防ぐために支点をずらすという目的のために被覆は圧着します。

Dupontコネクタの罠

 2.54mmピッチで、JTAGやブレッドボードなどで大活躍のDupont/QIコネクタですが、そもそもDupontって何よって思ったことありませんか?ヒロセのコネクタでしょ?と思っている方。外れです。ヒロセはオスピンはありません。しかもかなり癖のあるピンですから、出回っていても大量じゃないと観察しています。

 どうやら、第二次世界大戦で軍用のアメリカのコネクタを作っていたメーカの事らしく、今では大きな電気事業をやっているようです。サイトはあるのですが、正真正銘のDupontコネクタの図は見つけられませんでした。ebayではDupontコネクタの正規品圧着工具が出品されていますが、やたらビンテージで高いです。

 つまり、店頭ではDupont/QIコネクタと言っているピンはサードパーティー製のクロスライセンスしてるかしてないか、ライセンス切れてるのかわからない、2.54mmピッチの圧着ピンを売っているんです!どーん!!

 ということで、お店が違えばDupontコネクタも微妙に違うのです。

 そして、Dupont圧着ピンは一般的なオープンバレルピンとは違うところがあるのに私は気づきました!どーん!!

 そう、被覆をかしめる部分の構造が違うんです!

 一般的なピンは巻爪式。Dupontピンはくるっと被覆に巻き付く方法なんです。同じ巻爪式なのはJSTの互換品っぽいやつだけだったかな?(ここは記憶が定かではない)

 なんせ写真のピンは秋葉原で有名な店舗で買ったものですから、これが出回ってるってことですね。

 そして、どこの記事を見ても巻爪式で圧着してます。よくまぁきれいに圧着されているように見えますわ。

 なにより、これに気づいた(今までDupontピンとは縁がなかったので知らなかった)ときに、どの工具を使えばいいの?というところで止まってしまいました。知らんよ・・・

 で、検索してると、海外のブログで一つ見つけました。この部分の問題点を指摘している記事でした。そこには「日本のHOZANの圧着工具で対処できるけど値段が高いな~」と書いてあったので、HOZANに飛びました。ありました。ありましたよ!

 P-706にも円形の被覆圧着部があるのですが、φ1.8からなんですよ。この0.2の差をどう見るかはあなた次第、ですね。なぜなら、正解はないから・・・

 次回は、じゃあ、どの汎用圧着工具がいいのよという迷路な問題にトライしてみたいと思います。

 

 

 

悲報か朗報か。

 先日の投稿で、新しいPCを買うという選択をしたのです。買いましたよ。届きましたよ。

 セットアップはかなり時間がかかります。一日がかりです。開発ツール類は「ここにこういうデータを置いてください。異論は認めません」という癖が多分にあり、おちおち自分のアカウントでファイルを同期なんてできたもんじゃありません。特にOneDriveがデフォルトでインストールされている今、アカウントを設定したら勝手にどばどばファイルを流し込んでくるもんですからたまったもんじゃあありません。

 最近はExcelではなくてGoogle Sheetを使っているのでOfficeはとうとうサポートが切れる2010をそのまま入れています。インストール回数がカウントされていて、その回数がオーバーしてしまったらしく、アカウントの再設定を電話でやらないといけません。これも時間をかけさせられました。なにせ古いので、アカウントの再設定をする電話番号が表示されません。ググって見つけました。

 Officeアカウント再設定電話番号:0120-801-734 (携帯の人は 03-6831-3460)

 当たり前のようにスピーカーホンがついてる今はいいですね。昔はすげー大変でした。

 そして設定完了!

 

 軽い!薄い!速い! プラスチックではなくアルミ合金の躯体がオタク心をくすぐります。電源を投入したら指紋認証の上に指をおいておくだけでログインできるし、起動時間は10秒ないですね。出荷設定でパーテーションが切られているのが気に食わないですが。キーの打感も申し分ないですし、キーが光るって、まだこのキー配置になれていない状態だと意外と見やすいです。ここまで使いやすいと、トラックパッドが生産性のボトルネックですね。

 私はトラックボール派なので、Bluetoothで接続できるこいつを狙ってます。

 ただ、寝ながらタブレットを操作できるというダメ人間製造トラックボールもあるので、これってどっちが生産性いいのかなと、頭の隅っこで考えています。

 なお、数少ないトラックボール派の中でも、ボールは親指派です。PC-9801時代のトラックボールはみんな親指仕様だったんですよ!(何十年前だ)

 

 さて、壊れたPCは部品取りして捨てましょう。その前に電源もう一度入れてみて、故障を再確認しよう。

 動くし!

 あ・・・・

 悲報なのか朗報なのか。でも壊れかけを持って仕事にはいけないし、画面も新しいほうが広くなってるからこっちは予備だな・・・左下のCtrlキーは東日本大震災の時に落下物がクリティカルヒットして壊れたままですし。よく使うキーですしね。

 古い方を使い続けて、いつの間にか買ったPCも古くなって使わないうちに終了なんてことになるのも嫌だし。

 なんか、切ない。

 でも、何かの啓示なのだろうか・・・だといいけど。

 

 あ、ACアダプターは共通でしたラッキー

プログラマが選ぶ(べき)ノートパソコン

重要な仕事道具が壊れた!

今まで使っていたノートパソコン Dynabook R730/B が、とうとう壊れました。

 せっかく持ち運びケースも作ったのに。後日書こうと思いますが、断線ではなくUHD(GPU)の故障です。

 がっくり来ましたよ。10年選手ですが、当時のノートは自分でパーツを交換、増設できたので、出始めのSSDと、メモリ8Gに増設して速度は申し分ありませんでした。

 また、今のPCでは失われたI/F、eSATA Power付きコネクタがあったので、外部にSSDがあればそこからBootできましたし、何気に純粋なUSB2.0は開発ツールで欲しいポートなんです。「なぜかUSB3.0だとチップと通信できない」現象は長いこと組込みやってる人には知られている都市伝説です。

 スペックはこちら。

 半分が注意書きだわ。買った当時、光学ドライブがなかったのが不安でしたが、全く必要ありませんでした。(会社でセキュリティが厳しい場合、光学ドライブは必須なんですよ。本当は。) ちなみに第一世代Corei3。Windows 10では非対応でございます。

よし、選ぼう

絶対的条件

  • 予算は10万前後。
  • VRAMを別に搭載しているGPUが搭載されている。(メインメモリと共有しない)
  • ストレージはNVMe。
  • 4コア8スレッド以上。インテルじゃなくてもいい。
  • メインメモリは16GB欲しいけど、VRAMが別なら8GBでも我慢する。
  • 型落ち、中古(ただし、程度は良い)、ばっちこい。
  • A4サイズ。
  • USB-Cで電源供給したい。

できれば

  • USB2.0がついていて欲しい。
  • Windows 10 Pro。

選んだのはこれ。

 最大の不満点は、BSキーを大きくしたせいで\キーが小さくなった!USキーボード版もあるらしいんですが、2017年モデルなので、もうない!このキーはCUI叩く時Enterの次に多く押すのにさぁ・・・(Tabがあるさ!)

予算は10万前後

 予算ですから・・・プログラマには関係ないですね。

VRAMを別に搭載しているGPUが搭載されている。(メインメモリと共有しない)

 これ、実はすごい重要なんです。絶対条件中の絶対条件でした。まず、VRAMとメインメモリを共有するのがほとんどのノートPCですが、共有する分、空きは減るし、帯域も食うんですよ。2DテキストだからGPUなんていらないなんて妄想です。今の時代スマホすらGPUを使っているんですよ?画面のレスポンス時間=やってることを忘れる時間です。「あれ、何デバッグしようとしているんだっけ?」と思った経験ありませんか?ピーク速度が必要なんです。ピークが!それを削ってるのはCPUクロックよりもメモリ帯域やGPUの性能だったりします。

4コア8スレッド以上。インテルじゃなくてもいい

 これは組込みやっている人の場合です。Windowsアプリ開発する人はコア数、スレッド数は多くしないとダメです。ビルドに時間がかかります。

 オフィス系は2コア4スレッドでもいいんですよ。特に最近はクラウドでGoogle Sheet使ったりすること多いですよね? 昔のネットブックでも32bitOSで運用できるんじゃないですかね。組込み系はノートにあるI/Oをふんだんに使うので、4コア8スレッドぐらい欲しいです。

メインメモリは16GB欲しいけど、VRAMが別なら8GBでも我慢する

 これはそのまま、その通りです。VRAM共通なら16GB欲しいですね。何せ開発ツールはJavaで書かれているのが多いので、メモリは欲しいです。ただ、Windowsだとメモリはあればあるだけ使うので、本当に必要な容量はいくつかと言われるとわからないです。ただ、ここは大は小を兼ねるでしょ?

型落ち、中古(ただし、程度は良い)、ばっちこい。

 スペックが合えば、型落ちは気にしません。そら、新しいのはインテリジェンスな何かがつていたりしますけど。中古でもいいです。ただ、中古は保証してくれるソフマップさんあたりじゃないと買えないですね。今回は型落ち新品なので。よかったよかった。

A4サイズ

 今回、ちょーっとオーバーしました。いろんなバッグやらケースやらがA4サイズに最適化されているじゃないですか。せっかく作ったキャリーケースも作り直しです。

USB-Cで電源供給したい。

 もうACアダプターは持ち歩きたくないんですよ。重いんですよ。

あきらめたこと

USB-Cで電源供給したい。

 予算と重要度で・・・いや、重要度でかいんですけど、どうもまだまだ、USB-C PDは技術的に成熟していない感じですね。タイミングの問題(電圧切り替え時間が実時間で耐えられない等)という声も聞かれます。基本、中華製の最新PCでは使えている機種もあるみたいですが。本当に使えているのか→どんなUSB-C PDデバイスにも互換性はあるのかというところは疑問ですね。Thunder boltはIntelに技術提供受けないと、技術資料に書いてあるけど読み飛ばしてしまうような重要なことがいろいろあるそうですし。

 結局はデファクトスタンダードの制御チップが出るか、仕様に追加があるかとか。そういうところで落ち着くんでしょう。というか、それまで待てと。

 あぁ、重いのはやだ。

USB2.0がついていて欲しい。

 重要度は高いけど多分回避するおまじないを見つけることができるようになると思うので。チップの相性問題だと思うんですよね、これも。突き詰めるとUSBは難しいんですよ、ホント・・・

Windows 10 Pro。

これ、当然じゃないですか!?

 なんでみんなHomeなんですか!?いぢめですか?Pro推奨とかHPで各社書いてあるのに、Homeって、Homeって!?

 と思い何か回避方法があるだろうとググりますと、Windows Storeで金出せばアップグレードできるらしいですよ、奥さん。やーねー。

 

 あと、Etherは別アダプタにしてほしくなかったですね。USBポート占有しちゃうんで。それにラズパイをクロスケーブル一発で繋げられないじゃないですかー

 

 愚痴もありますが、この価格でこのスペックのPCを、まさかMSI製のを買うなんて思ってもみませんでしたが、機能は大変満足しております。

 故障しなければ買いませんでしたけど!

組込みEMSBOXパート1

 去年、とある案件で、直接契約した会社のお客さんの工場(主にメカ)で作業しなければならないことがありました。

 安定化電源があるのは幸いしたものの、オシロスコープはないですし、WiFiも飛んでいないですし、もちろんPCは持ち込みのノート。しょうがないですよね。場所が場所ですから。ただ、仕事の効率が大幅に下がるんです。効率が下がったのは施設に設備がなかったからではなく、私の準備不足なわけです。

 例えば、大工が突然呼ばれて修繕を頼まれた時、トラックに道具が積んでいなかったからできませんなんて言ったら、この大工大丈夫?って思われますよね。それと同じです。トラックに全部道具積んでおけよと。

 ということで、EMSBOXなるものを作りました。

 まず、眠っていたペリカンBOXをベースに作ります。ペリカンBOXと聞いて分かる人は玄人ですね。私がベースとして用意したのはHDDを10個、データを壊さずに空輸できるペリカンBOXです。お金がないので経費削減のため、このウレタンを上手に再利用します。

ペリカンBOXの外見はこれです。

 ペリカンBOXの利点は防水防塵ですが、飛行機等に乗せた時、中と外の気圧が変化したときに特許取得済みの弁が作動することです。不思議です。あと、頑丈なワンタッチバックルが2箇所あり、さらに鍵穴がとてもいい場所についています。

 欠点は複数個積み上げるガイドのようなものがないところですね。このあたりは音響屋さんがよく使ってる黒い箱のほうが便利です。

 難しいのはウレタンの選定でしょう。ぴったりに作ってもウレタンが硬いと、トラックなどで運搬するとネジが緩むんです。このあたりはケース屋さんのノウハウですね。今回はあり物で作るので何も工夫できませんが。

 

蓋を開けると、ケーブル類が出てきます。


 ケーブル類を取り出すと、A4サイズのノートPC本体が出てきます。最低限必要なのはACアダプターとこのノートですね。ただ、これだけでは仕事ができなかったので、その次の段に道具を忍ばせます。

道具その1:USBオシロスコープ

10年ぐらい前に買ったんですけどね。家では使ってても外に持ち運ぶことなんて考えてもいませんでした。

そして左側は・・・

道具その2:モバイルモニター

 やはりA4サイズのPCは持ち運びしやすく、キーボードのピッチも最低限守られているのでモバイルPCとしては最高なサイズなんですが、プログラミングするには物理的に画面が狭い!画面切り替えるたびに前の情報を忘れる!あと、オシロも積んだのでオシロ用画面も欲しいと思いまして。

 これも古いモバイルモニターです。PCを組み立てるときにすっごい便利なので買って使っていたものです。

 ケーブル類が多いのは、USBオシロとモバイルモニタの電源を追加しているからです。PCをACアダプターで接続しておけば電力は足りるだろうとは思うのですが、やはり電気屋としては内部で5Vをどれだけ供給できるような回路になってるかわからない以上、外から電源を取らないと怖いんですよ・・・

 ちなみに、ACアダプター類はすべて220V対応のものを選んでますから、これ持って世界中いけますよ~

 

 緊急時にはこの箱をぱっと持って出発できるという。まさにEMSBOXです。赤やオレンジのカラーリングならまさにEMSBOX!

 パート2はアイデアはあるのですが、作ろうかなーどうしようかなーという感じで迷っています。