ビデオカード。買う前にチェックすること。

ビデオカードでチェックすること。チップは別として、何だと思いますか?メモリ搭載量? オーバークロック? リファレンスデザイン? ←惜しい!

まずは買ってはいけないビデオカードの写真を掲載します。

これでわかったらすごいです。ブランドもASUSですからね。それだけで信頼して買ってしまいそうです。では次の写真はどうでしょうか。このボードの拡大図です。

ひどいでしょ? ヒートシンクの向きがM/Bに対して吹き付ける方向です。大抵、この場所にはM.2 SSD用のコネクタがあります。

ここに向かって熱風を吹き付けるわけです。

この写真があるということは、チェックせずに買ったという事なんですが・・・買ってしまったものはしょうがない、なんとか使おうと努力してみました。ケースの横にある追加ファンの部分を吸い込み、吐き出しにしてみたり、トップ側から協力に空気を吹き付けたり、ケースの底面から冷風を入れてケース内温度を下げようとしてみたり。

全然ダメですよ。ダメ。ダメなものはダメ。使えないGPUボードです。自分の熱を逃がせないのでOCモデルにも関わらず温度が上がってOCどころじゃないです。

対してSAPPHIREの別のカードを見てみましょう。SAPPHIREというとASUSに比べてブランドイメージが下がりますが、結構しっかりと設計されています。

ちゃんと放熱フィンの向きは当てた空気をカードの前後に逃がすよう設計されています。

もちろん、これらは一つ一つのモデルによって設計が変わってくると思うので、買う前に大きな商品画像で放熱フィンの方向をチェックしてくださいね。

Deep Silence 6.0 rev.B

Deep Silence 6.0 rev.BでPCを組み立てる事があったので、悪い点だけをレポートしてみようと思います。

悪い点だけのレポートをあえてするのは、良い点は他に沢山レビューがあるからです。

あと、当店ではケースをお客様に選んで頂きますが、ケースを個別対応で組み立てるBTOショップは少ないです。なぜならケースのレビューを見ただけでは事前にトラブルを見つけることができないためです。つまり工数が余計にかかる、下手すると調達した部品が合わないとかあるからです。つまり、ケースが変わるととても大変だよと言いたいわけです。(つまりセールス)

では、本題に。メーカー写真から引っ張ってくるとこんなケースです。

大きさの感覚がこれではつかめないと思うので、ベストセラーケースのFractal Design R5との大きさをサイドパネルで比較しました。

でかいですね・・・さすがドイツ。重さもドイツ。サイドパネルの重量だけでもずっしり来ます。このあたりの堅牢性はドイツ製って感じです。(褒めちゃった)

標準でHDDが13台、iStar USAのリムーバブルラック3台x2を搭載すれば19台のHDDを搭載することができます。

なぜそんなにHDDが必要か・・・それは別の投稿で説明致します。

5.25インチベイの金具が使いにくい。

最近のケースと同様、なるべくスクリューレスの流れもこのケースでは考えられているようです。・・・他にスクリューレスのところはありませんでしたが。まぁ、こんな物です。

要はネジの穴にピンを突っ込んで挟んで使うというよくある形なんですが、これ、よく見ると取り付けが中央のネジ2本で取り付けられているのがわかるでしょうか。これじゃあ挿入したベイのネジ穴とケースのネジ穴が合っているかどうかわかりませんし、無理矢理ロックすることもできちゃいました。

結果、全部外してネジで固定。すごく安心です。

煙突のギミックが惜しい

製品写真にもありますが、四角い煙突が2つあって、スライドスイッチで空いたり閉じたりします。

しかし、天井についているFANのスイッチと連動しているんです。

「いや、当たり前だろ」という声もあるかと思いますが、付属のFANは緩やかに回ってFANの風切音を減らすタイプなので風量が元々無いんです。だから、煙突部を取り外すための指を入れる穴で排気してほしいなと思うわけです。正直、FANは常時回転して煙突の開け閉めはユーザーに任せてほしいなと思うわけです。

これがですね、ケース内温度が上昇したら自動的に煙突部が上に上がってでかい風量を稼げるFANが回せるってならすごいと思いますよ。

また、天井部はFANのみの取り付けしか考慮されておらず、ラジエター用の穴はありません。うーん。

FANコントローラ動いてるの?

天井と前面のFANコントローラが2つついています。当然試すわけですが・・・

風量が変わったのがわからない。

いやいやいや、主観じゃダメだ。水冷ラジエター用の爆音FANをつけてみて試してみなくては。

・・・音も風量も全然変わった気がしない。

おまけにこれ

3ピンファンですよ、奥さん! 今時FAN買ったら4ピンの時代ですよ!?

付属FANのパワー不足

正直、一番これにやられました。というか、これは予見すべきことだった私のミスです。

静音を謳うケースのFANは静音=風量/風圧が低いものがよく採用されています。Fractal DesignのDefine D5も例外ではありません。ただ、それで良いのはケース内の体積が小さいからです。

ただし、ここまで巨大なケースだと風量、前面なら風圧が必要です。おそらく設計者もある程度そのことには気をつけていたのでしょう。前面HDDの後ろにFANが搭載されています。

しかし、いくら真ん中にFANを搭載しても、正圧の肝となる前面FANから送り出される空気の量が少ないと中の空気を撹拌するだけです。

じゃあ、正面のFANを変えてやろうとCoolerMasterのFANを購入。

アタッチメント式のFANドアに設置してスイッチON!

ガリガリガリガリ!

なななっ!? よく見るとCoolerMasterのFANは取り付け穴のところにゴムブッシュがあって、羽がそのゴムブッシュ分出っ張っているようでした。写真だとわからないんですけど、一応・・・おのれ、CoolerMaster。

結果、サイドパネルにFANを設置することになりました。私、嫌いなんです。サイドにFANつけるって・・・

きつい

なんというか、ここらへんもドイツ製なんですよね・・・

HDDを入れるベイのうち2つ。5.25インチベイ。ここに入れるのに随分苦労しました。

HDDは無理矢理入れました。5.25インチベイにリムーバブルラック入れるのに半日かかりました。

勘弁して下さい。

これを見てくれ!

ひどくないっすか? テスターで極性は見たのですが、点滅具合がいまいちわからなかったので、抜いてました。これはアウト!

まぁ、それでも致命的なところは無く完成はしました。ケースが大きい分、裏面配線のスペースも広く取り回しはそれほど苦労はしませんでした。ケーブルの長さが足りないってのはよくありましたが、それはケースが大きいから仕方ないでしょう。

HDDの力を引き出す

もし、M/Bに搭載されているSATAが足りない場合、一般的にはPCIExpress x1につなげるSATA拡張カードが安価で簡単ですが、SASが使える拡張カード(本当はSASカードとは言いませんが、ここではわかりやすくSASカードと呼びます)を使う方法もあります(SASとは? – wikiへ)

値段は約7万円からです。これらのカードを使うのにはいくつか利点があります。

まず、配線スペースが劇的に減ります。以下が配線ケーブルです。一つのコネクタから4台分のSATAケーブルが出ています。細いでしょう? 写真のケーブルはminiSAS-SATAファンアウトケーブルと言います。

NANOXIAのDeep Silence 6 Rev.BのようなHDDを大量に(無理矢理)搭載できるマシンだと取り回しが非常に楽です。電源ケーブルが届かない!という問題は解決できませんがね・・・

そして、何よりもHDDの潜在能力を引き出します。まず、オンボードSATAコネクタにつなげたHDDのCrystalDiskMarkを御覧ください。

SASカード側にHDDをつなぎ変えてベンチマークテストを再度走らせてみます。もちろん一度電源をOFFにしています。

実測でシーケンシャルリードライトの数値が落ちていますが(理由はわかりません)、その他の数値が劇的に上がってるのがわかります。

もちろん、カード内にキャッシュされてる部分もあるかもしれませんが、ICの発熱具合を見るとコントローラの性能が良いと思われます。

RAIDも様々なRAIDモードを持っています。RAIDのレビューはしてませんが、RAIDもM/BのRAIDではなく、このようなカードでのRAIDも視野にいれるのはどうでしょうか。