ビデオカードでチェックすること。チップは別として、何だと思いますか?メモリ搭載量? オーバークロック? リファレンスデザイン? ←惜しい!
まずは買ってはいけないビデオカードの写真を掲載します。
これでわかったらすごいです。ブランドもASUSですからね。それだけで信頼して買ってしまいそうです。では次の写真はどうでしょうか。このボードの拡大図です。
ひどいでしょ? ヒートシンクの向きがM/Bに対して吹き付ける方向です。大抵、この場所にはM.2 SSD用のコネクタがあります。
ここに向かって熱風を吹き付けるわけです。
この写真があるということは、チェックせずに買ったという事なんですが・・・買ってしまったものはしょうがない、なんとか使おうと努力してみました。ケースの横にある追加ファンの部分を吸い込み、吐き出しにしてみたり、トップ側から協力に空気を吹き付けたり、ケースの底面から冷風を入れてケース内温度を下げようとしてみたり。
全然ダメですよ。ダメ。ダメなものはダメ。使えないGPUボードです。自分の熱を逃がせないのでOCモデルにも関わらず温度が上がってOCどころじゃないです。
対してSAPPHIREの別のカードを見てみましょう。SAPPHIREというとASUSに比べてブランドイメージが下がりますが、結構しっかりと設計されています。
ちゃんと放熱フィンの向きは当てた空気をカードの前後に逃がすよう設計されています。
もちろん、これらは一つ一つのモデルによって設計が変わってくると思うので、買う前に大きな商品画像で放熱フィンの方向をチェックしてくださいね。