IoTという言葉が踊る時代。御社はその言葉に踊らされていませんか?
古くから「ファームウェア」が組み込まれている機器、一般的なATX仕様に基づかないシステムを「組込みシステム」と呼ばれてきました。そして、そのシステム規模は小さいものでしたので、組込み屋は総合的な知識を習得することができました。
EEPROMなど今の若い方は見たことがないでしょう。今ではワンチップ内にフラッシュROMが入っており、書き換え回数も増え、デバッグもCPUエミュレータなど高価なものから、JTAGと呼ばれるI/Fがチップに内蔵され、数本の物理的な線とUSBで数千円の小さな基板を使ってノートPCからデバッグできるようになりました。2000年代初頭、デスクトップPCでなければできなかったことが□5mmのチップで全部できる時代です。
一方でシステム規模は論理的に大きくなり、分業化が進みます。電気ハード、場合によってはメカの知識を得る機会が減りました。それどころではありません。ソフトウェアも分業化されています。
【実情】
- プログラムはバグがあっても後から修正すればいい。
- よくわからないからサンプルプログラムをそのまま使っている。
- オープンソースコードを再利用している。(かっこいいと思っている)
- よくわからないけど動いているからいい。
- 自分の担当箇所しか見ない。(知識ベースで)見られない。
- ソフトも順調に動いているんだから、ハードも問題ないだろう。
御社のプロジェクトはそのような考えが蔓延していませんか?
【現実】
- バグは後から修正できない。カスタマーがアップデートするとは限らない。またはアップデートのために工数が費やされる。
- サンプルプログラムはサンプル。大抵、セキュリティホールはここにある。
- オープンソースコードは無料ではない。メンテナンスコストを見積るべき。
- バグを減らすための定量的な判断方法を導入するべき。
- ハードウェア自体ムダがないか。
- 全体システムとしてハードウェアは耐えられるか?(熱、逆電圧、サージ等)
システム規模の肥大化、分業化により炎上するプロジェクトも多いようです。
当社は分業化されて出来上がらないパズルをきれいに完成させる仕事をしています。そのために問題となっているピースを(複数)割り出し、修正するお手伝いをしています。
組込み機器関連のソフト、電気に関するお仕事全般をお受けしております。緊急案件の場合、工具箱持参でハード・ソフト修正に向かいます!もちろん「ちょっとした電子基板を作って欲しい」という仕事も受け付けております。
BtoPlusJPの看板を背負ったスタッフ全員は「職人」です。
職人が誇りを持てない仕事はお断りしております。ダメなものはダメとはっきり言います。職人が誇りを持てない仕事とは、最終ユーザーに迷惑をかける仕事です。言われたとおりに仕事をしろと思われますか?しかし、経営視点からすると実は理想ではなく現実に基づいて言います。経営や経済活動と相反するように思われがちですが、長期視点を持って経営者が頑張れば以下のような利点があります。
- 御社の価値が上がる。
- 経営持続性が上がる。
- 御社の社員のモチベーションが上がる=御社の技術力が上がる。
- 事業が高収益化する。
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